熊本地震

過去の災害から学ぶ

熊本地震(2016年)から学ぶ備え:前震・本震の連続発生と車中泊避難のリスク

2016年4月14日の前震(M6.5)から28時間後、より大きな本震(M7.3)が同じ地域を襲った。「前震では倒れなかった建物が本震で倒壊した」——この事実は、最初の揺れで「大丈夫」と判断することの危険性を示している。また、大規模な車中泊避...
住宅・建物の安全

耐震等級と生存確率:構造力学から見る住宅倒壊リスクの数値

「耐震等級3だから安心」「新耐震基準だから大丈夫」——この2つの認識は、まったく異なる意味を持つ。熊本地震(2016年)のデータでは、新耐震基準の木造住宅でも8.7%が倒壊した。一方、耐震等級3の住宅の倒壊はゼロだった。数値で比較して初めて...
防災の基礎知識

防災の72時間ルールとは:行政が公式に認める「公助の空白」を科学する

「72時間以内に救助されなければ生存率が激減する」——この言葉は防災の文脈で広く知られている。しかし「なぜ72時間なのか」「72時間という数字はどこから来たのか」「72時間を生き延びれば安全なのか」を正確に説明できる人は少ない。一般に語られ...