気象庁

防災の基礎知識

緊急地震速報はなぜ「遠くの地震」で鳴るか:P波検知・震源推定・津波連動の仕組み

スマートフォンが鳴り、震源が数百キロ先の地震だった——そんな経験をした人は多いはずだ。「なぜ遠くの地震でも速報が来るのか」の答えは、P波とS波の速度差を利用した物理的な仕組みにある。この原理を知ることが、速報受信後の数秒〜数十秒を正しく使う...
防災の基礎知識

海外の大地震ニュースが届いたとき日本への津波リスクをどう判断するか

チリや米国アラスカ州の地震ニュースが流れたとき、それが「日本に関係あるか」を自分で判断できるか?答えはマグニチュード・震源の深さ・震源の位置という3つの数値で9割決まる。この記事では物理的な仕組みと判断フローを整理する。1. 津波の伝播速度...
通信・情報収集

Jアラート・緊急速報の仕組み:全国瞬時警報システムの伝達経路と受信できない理由

スマートフォンが突然鳴り響く緊急速報。しかし「周囲のスマホは鳴ったのに自分だけ受信できなかった」という経験を持つ人は少なくない。Jアラート・エリアメール・緊急速報メールは、通常の通話・データ通信とは根本的に異なる物理的な仕組みで動作しており...
防災の基礎知識

線状降水帯とは何か:発生メカニズムと土砂災害・浸水リスクの数値評価

「線状降水帯が発生しました」——このアナウンスが流れた瞬間、あなたは何をすべきか即座に判断できるだろうか。線状降水帯は通常の大雨とは物理的に異なるメカニズムで発生し、数時間で月間降水量を超える雨を同じ場所に降らせ続ける。2017年九州北部豪...